ビジネスパーソンが知っておくべきメンタルヘルスの基礎
こんにちは、ゆうとです!
突然ですが、皆さんは「メンタルヘルス」という言葉を聞いたことがありますか?
メンタルヘルスとは心の健康という意味です。
コロナ禍で拍車がかかり、ここ数年でメンタルヘルス不調者が国内外問わず増えているそうです。
私のように開発に携わっている人は難題を解決したり期限に追われたりと、とてもストレスがかかると思っています。
私の職場だけかもしれませんが、数年前は部署の中に必ず1人はメンタル不調で休職している人がいるという状態でした。
そんな中、何かできないかと思いメンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種というメンタルヘルスの資格を取得しました。
この資格は心の不調を防止したり活力ある職場づくりを目指したりする上での必要な知識や対処方法の習得を目的としています。
今回は、メンタルヘルスとは何かを紹介していきます。
■メンタルヘルスとは?
メンタルヘルスとは前述のとおり「心の健康」のことで、身体だけではなく心も元気であることが日常生活をしていく中で重要です。
当然ながら、仕事を進める上でも心の健康は重要なことです。
身体と心が元気だと、周囲とのコミュニケーションが良好だったり、前向きに仕事に取り組めたりと仕事の生産性が上がります。
逆に身体と心が元気でない時はわけもなくイライラしたり、やる気が出なかったりと悪影響が出始めます。
近年は社会環境の変化が凄まじく、心の健康を維持するのも難しくなってきています。
経済の変化、コロナの影響で企業の経営戦略や雇用情勢の変化があり、同時に働く側の勤務形態の変化や心理状態の変化を強いられています。
そのため、極度のストレスによる心の健康は圧迫されています。
厚生労働省の令和3年労働安全衛生調査によると、仕事に強いストレスを感じている人の割合は53%で、メンタルヘルスのケアが必要ということが分かります。
■ストレスとメンタルヘルス
心の病気の原因として、過度のストレスが挙げられます。
ストレスとは外部から刺激(ストレッサー)を受けたときに生じる緊張状態のことを指します。
ストレッサーが強ければ強いほど壊れやすく、人の個性や体調によって耐えられるストレッサーのレベルは異なります。
厚生労働省 「こころの耳」を参考にして筆者作成
ストレッサーを受けると大脳皮質から信号が送られ、体の中で様々な変化を起こしていきます。
例えば、脈拍の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張、不安の増加などです。
このような時は消化、成長、免疫システムの機能が低下し、食欲がなくなったり、病気に感染しやすくなったりします。
また、過度なストレスを受け続けるとうつ病などのメンタルヘルスの不調を招きます。
うつ病は症状が改善するまでの期間が長く、再発率も低くない病気です。
社会復帰も難しいという事例もあり、治療のために会社を半年近く休むというケースも多いです。
■最後に
ストレスは人が生きていく上で必ず出会うものです。
ストレスと無縁になることはまず不可能なので、上手に付き合っていくことが大切です。
厚生労働省「こころの耳」eラーニングで学ぶ「15分でわかるセルフケア」が参考になりますので見てみてください!
以上参考になれば幸いです!
記事を作成する際に参考にしたサイトです。
参考:
1)厚生労働省 令和3年「労働安全衛生調査」(実態調査)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/r03-46-50b.html
2)厚生労働省 こころの耳
3)大阪商工会議所 メンタルヘルス・マネジメント検定試験
https://www.mental-health.ne.jp/