すべての悩みは反応から?

こんばんは、ゆうとです!


皆さんは、今悩みはありますか?


私は今までの人生の中で、悩みのない人を見たことはありません。

仕事、人間関係、お金、将来などなど。。。

今回は、そんな悩みを「消す」方法が紹介されている『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』という本を紹介します。

刺激が多く、様々な悩みの種が多い現代社会に生きる人全員に読んでもらいたい本だと思います。


反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 - 草薙龍瞬
反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 - 草薙龍瞬


■悩みは反応から

ということは、悩みの始まりには、きまって〝心の反応〟があるのです。心がつい動いてしまうことそれが悩みを作り出している〝たった一つのこと〟なのです。だとすれば、すべての悩みを 根本的に解決できる方法があります。それは〝ムダな反応をしない〟ことです。

(引用元:草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」p.4)


悩みというのは現象から生まれるものではなく、私たち自身の内側の反応によって生まるそうです。


例えば、高速道路で渋滞していてイライラする人がいるとします。

渋滞という現象で「怒り」や「イライラ」という反応をしていることになります。


悩みの根本的な解決方法は、いちいち反応しないことだそうです。


■我々は判断しすぎ

人が悩んでしまう理由の一つは、「判断しすぎる心」にあります。「判断」とは、この仕事に意味が あるとかないとか、人生は生きている値打ちがあるとかないとか、彼と自分を比較すれば、どちら が優れている、劣っているといった「決めつけ」「思い込み」のことです。

(引用元:草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 p.43)


我々は他人や世の中のことからなんでも「いい・悪い」、「好き・嫌い」を判断してしまっているそうです。

確かに、電車で騒いでいる人に対して「マナーが悪い人だな」と反応・判断してしまっている気がします。

正しい、正しくないを判断するのは気持ちがよく、結論が出せたという気がして謎の安心感が発生します。


でも、電車で「マナーが悪い人だな」と反応・判断したところで物事は何も前進しません。

自分が反応・判断をしないところで誰も困らないはずです。

普段、反応・判断していることの大半は必要ないのではないでしょうか?



あなたに「役立つかどうか」で考えていい

(引用元:草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 p.53)


判断する基準は自分にとって約に立つかどうかで良いとのことです。

例えば、芸能人の不倫や結婚は判断しなくてもよいと思いますが、自分の仕事や人生が前に進むような情報に対しては反応すれば良いのではないでしょうか?


■もし無駄に反応したら

一つめは、シンプルに「判断に気づく」ことです。「今日はついていない」「失敗したかも」「あの人 は苦手、嫌い」「自分はダメな人間」といった思いがよぎったときは、「あ、判断した」と気づいてください。

(引用元:草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 p.58)


例えば、あの人マナーが悪いなどと思ってしまったら、「あ、判断した」と気づくことが大切のようです。

ネガティブな言葉を発した時は幽体離脱したかのように第3者視点で「あ、判断したな」と思うと良い気がします。


②「自分は自分」と考える

(引用元:草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 p.59)


世の中、比べることが多々あります。

もし、これ以上悩みを増やしたくないのであれば、世間の評価を無視して、過去の自分と比べてみると良いとのことです。


誰もが違う環境、境遇で生きてきて、全く同じ能力の人はいないはずです。

そもそも違うのが当たり前なので、自分は自分と考えて、これ以上ムダな判断をしないようにしたいですね。


自己啓発としてタメになる本だと思いますので皆さん読んでみてください!